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2011年8月31日水曜日

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

岩井俊二監督の名作といわれる映画。

7月22日から8月31日の夏休み期間中、
この映画が岩井俊二監督のHP上で無料で公開されていたので観ることにした。
31日の23時に観始めたので本当にすべりこみセーフ。



これはどう表現したらいいんだろう。
そう、もどかしさが束になってるかんじ。

小学校高学年って、こうしたい!っていうおもいはあるんだけど、
どこか素直になれなれなくて、もどかしくて、
あああああって叫びたくなるんだよね。

ほんとうにこの頃の思考回路って意味わからない。

そのもどかしさと意味わからなさをとりあえずパッキングしてみました!
みたいな映画だった(この説明も意味わからない)

1993年フジテレビで「If もしも」の一作として放送されて、
翌年に映画として劇場公開された作品らしいんだけど、

現実には起こっていない「もしものこと」を取り上げた作品だからこそ、
現実ではこのあとどうなったんだろう……とか思いを馳せてしまう。
自分の小学校時代ってどんなんだったっけ……なんてことにもついでに思いを馳せてしまう。

そう、最初っから最後まで、観客に思いを馳せさせる。
そんな映画だった。



2011年8月15日月曜日

『コクリコ坂から』

ジブリ映画の最新作、『コクリコ坂から』を観てきました。いとこと。



『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』があまりグッとこなかった分、
期待感は半分くらいにおさえつつ観にいきました。

(ぽにょ可愛いんだけど、崖の上のポニョ自体はあんまり好きじゃなかった)

たまたまプレミアシートだったので、
広い座席で、借りた毛布にくるまりながら観劇。

結論、私はすっごい楽しめました。
いい意味で期待を裏切られた。

テイストとしては「耳をすませば」に近いかな?

ジブリらしいやさしい透き通ったタッチの絵。
舞台は朝鮮戦争あけてすぐくらいの横浜、桜木町。

わたしなんてまだまだ生まれてない時代。
なのにどこか懐かしいかんじがする。それがかんじとれる。

規則正しい生活。
賑わう家族の団らん。
一致団結し活気あふれる学生たち。
ものが堆く積まれ雑多だけどどこか秩序ある部室棟。

観客に物語を一生懸命追わせるタイプの映画じゃなくて、
観客にどこか懐かしいこの世界観を楽しませる映画だとおもう。

作品中にたちこめた懐かしさが、「使い捨て」「ファスト化」が進む現代への反発のようにも受け取れた。

ずんって大きい感動があるわけじゃないけど、
じんわりと心に残る作品だったとおもう。

「大切な人と観てください」ってTVで番宣やってたけど、
きっと大切な人と観たら200倍よくなる映画。
(わたしはある意味大切な人(いとこ)と一緒に観ることになったけど)

舞台が桜木町なので、桜木町周辺で映画を見て、
映画観おわってから横浜の海を眺めながら一緒に帰る。
なんてそういうデート素敵。いいないいな。