島根県で開催された、「Ruby合宿2011 夏」に関しておもうこと。
「Ruby合宿2011 夏」は、島根県松江市にある企業「株式会社イーストバック」主催で行われている、5日間でRubyの基礎を学べるというなんとも素敵な合宿です。
期間は8月8日から8月12日までの5日間。
参加者はRubyを学びたいって思ってる若者たち。
島根県民:他県民 = 1:1くらい。全部で25人前後だった気がする。
男性が多いのかなとおもってたら、案の定女子が2割くらいしかいなかった。
この合宿、最終的にはチームでRubyを使ったゲームを作ることになったのだけど、
男子が主にコード、女子が主にデザインを担当していて、
男女割合的にはちょうどよかったのかなーと思ったり。
私は、TwitterのTLでたまたまこのイベントを見つけて即応簿。
「Webの骨組み部分はRubyで作ってるよ」
というWebサービスを作っている友人のかっこいい一言を思い出し、
「RubyってWeb実装に使えるんだったよね?是非とも習得したい!」
ということで参加を決意した。
(合宿に参加してから、Web実装で使えるのはRuby On Railsのことであったと知る)
そんなことも当時の私はつゆ知らず……
松江についたと同時に花火がお出迎え。
テンションあがるー!
だがしかしこの後、ネカフェで一夜を過ごすことになる。
(駅からめっちゃ遠かった。荷物重いし死ぬかと思った)
そんなこんなでとりあえずRuby合宿というイベントに参加することになった。
そんなかんじで適当に参加したRuby合宿だったわけだけど、
世界的に有名なプログラミング言語Rubyの開発者であるまつもとゆきひろさんが、
こんな30人前後のしかいない参加者たちのために講演してくださってて、
ああ、これはそうとうアツい合宿に来てしまったのかもしれないと自覚しはじめる(遅い)。
松江市に引きこもりなのかな?と思ってたら、
宿泊場所は出雲市だった!
宍道湖目の前だよ〜!来てみたかったよ〜!
おおざっぱな合宿のスケジュールはこんなかんじ。
1日目:まつもとゆきひろさんの講演
2日目:Rubyの基本的な使い方の講習
3日目:チームでゲーム作り
4日目:チームでゲーム作り
5日目:発表、島根県企業巡り
Rubyの基本的な使い方の講習を受けた後、
いきなり通信対戦型ゲームを作れというチーム課題を出され、
(サンプルコードもかなりむずかしい)
3日目からはずっと真剣にプログラミングやら画像編集やらしてた。
使っていた本は「たのしいRuby」。使い勝手はまあまあ。
うちのチームも作るゲーム&分担がさくさく決まり、
わりと順調に進んだ気がする。
でもやっぱり初心者がいじるにしてはすごくむずかしいコードだったので、
ややこしいコードをいじっているのは専らC++を結構やりこんでるチームリーダーだった。
C++もRubyと同じオブジェクト指向だから、慣れるとさくさく書けるらしい。
私ももうちょっとがっつりコード書きたかった。(←主に画像編集担当)
こんなゲーム作ったよ。パックマンの島根バージョンみたいなもの。
シジミを多く食べた方が勝ちっていうゲーム。
しかし、「チームで楽しんでプログラミングをする」という経験はなかなかできない経験。
コード書く分量が少なめだったとはいえ、まがりなりにもちょっとは書いたし、
この合宿に来てRubyに対するモチベーションあげることができた。
プログラミング大好き人との出会いもたくさんあり、私にとってかなりプラスな経験になったとおもう。
5日間でうっすら基礎が理解できたので、これからは1人で、たまにRuby合宿で出会ったひとたちの力を借りながら、理解を深めていきたい。
島根県、ぜんぜん観光してないけど、
島根に住む人達と生活をともにするという、
観光じゃできないなかなかいい体験ができた。
まつもとさんをはじめとする、島根の大人たちともちょっと仲良くなれた。
サインももらってしまった!
コードも楽しいけど、こういう風に人の縁が広がっていく瞬間はもっと大好きです。
Ruby関連の行事とかあればまた島根来たいな。
あと、今回全然観光できなかったので、次回は観光でも来たい。
そういえば出雲大社も鳴き砂も体験してないなあ。
うむ。Rubyとあんま関係ない話題で記事を締めくくります。